FC2ブログ

第67号「今度の選挙では、各選挙区で野党連合を作らせて、自民・公明党の議席を奪わなければならない」

昔あったづもな通信第67号
小澤俊夫
 ずいぶん長いこと、音信不通になってしまった。25年続けている昔ばなし大学の再話研究の成果、1101話を上梓するべく、編纂作業に入っているので、この通信まで手が回らなかった。その間に世界と日本の政治情勢は緊張の度を増してきてしまった。
 安倍首相が臨時国会召集の日に議会を解散するという。昨日の会見では、消費税の増税分を教育費に充てるとか、「基礎的財政収支」を20年度に黒字化するという政府目標は達成困難とか、長々と述べていたが、森友問題、加計問題の追及から逃れようとし、野党の混乱に付け込もうとする魂胆であることは、誰の目にも明らかである。安倍首相本人も、これで国民を騙せるとは思っていないだろう。それでも、とにかく解散して、野党の混乱に付け込んで選挙に勝てばいいのである。何と下劣な人間なんだろう。プライドは全くない。
 憲法53条は、衆議員、参議院いずれかの総議員の四分の一以上の要求があれば、内閣は国会の召集を決定しなければならないと定めている。わずか四分の一の議員の要求があれば開会しなければならないという定めは、国会重視の表れに他ならない。森友・加計問題で野党はそろって国会開会を要求し続けてきた。それを全く無視しておいて、今、野党がゆらいでいるのを絶好のチャンスととらえて、国会解散を強行するのである。
 北朝鮮がミサイルを発射したといってJアラートを発令した。一部のJRは運航を停止し、学校では子どもたちが防空頭巾をかぶって机の下にもぐらされた。ぼくはこの措置自体がナンセンスで、ただただ国民に北朝鮮への敵意をかりたてるための悪質な計略だったと思う。国民にそれだけ恐怖心と敵意を植え付けておきながら、直後のこの時期に総選挙による政治的空白を平気で作るとは、全く悪質である。愚かではない。巧妙に考えられた悪質な政治手法である。
 こんな人間に政治をまかせていてはいけない。今度の選挙では、各選挙区で野党連合を作らせて、自民・公明党の議席を奪わなければならない。
 民進党の中には、共産党との候補者調整を拒否する者がいるそうだが、あまりにも小心である。候補者を調整しなければ負けることは火を見るよりあきらかである。われわれ投票者たちは、各選挙区の政党支部に、党中央の決定がどうであろうと、その地区での候補者調整を必ず行うよう要求していこう。聞くところによると、熊本では、民進党と共産党で候補者調整が成立したようである。そこには、市民の強い力が働いたということだ。
 われわれ一人の力は弱いようだけれど、選挙は、その一人一人の力が集まって、強い力になるのだから、あきらめずに、野党たちに、候補者調整を要求していこう。グループを作って政党支部とか候補者自身に申し入れるのもいいし、個人で申し入れるのもいい。選挙民のなかに候補者調整を要求する声が強いことを政党支部に気づかせよう。子どもたちに平和な日本を残してやるために、みんなでそういう具体的な行動に踏み出そう。(2017.9.26)
スポンサーサイト



検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR